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Whip Them Jah Jah |
さらっといきなり始まるかのような滑らかさでこの作品は始まっていく。そう、レゲェ以前になかなかな滑り出しがいい感じなのだ。そしてデニスの優しげな歌声が絡んでいく。なぜかシタールの音らしき音も含めたちょっと強めのビートのレゲェだ。
そう大向うきってのレゲェというよりもラバーズ・ロックの優しげなポップ性を最大に生かした作品に聞こえてくる。
全体にとにかくデニスがキチンと歌うのだ的な非常に歌そのものを大事にした感じで展開されていく。その歌を支えるための様々な音が本当に良くかんがえられ、その中でデニスが生き生きと歌っている。なんだろう、気持ちのよい歌が全体にしっかりと展開されている感じで非常に気分のよい作品だ。
ラヴァーズ・ロックの優しさが最大に伝わってくるような気分にさせてくれるのが本当にうれしい感じだ。
だが、だが問題があることも確かだ。とにかく曲そのものが強烈に魅力のあるものではないということだ。デニスの歌をフォローして全体を気分よくしてみんなで楽しんでください。そういう展開がここではされているように思える。
とにかくは歌なのだ。だから他での歌が良くてというケースでは難しい部分があることは確かだろう。なんだろう楽曲がもう少しよければつくりは本当にいいだけに・・・・もったいない!
そういう感じがする。昼下がりの聞き流しには非常にいい感じの作品だ。
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曲目 |
1.ON A RAINY NIGHT
2.CAN'T STAY AWAY
3.ONE OF A KIND
4.WHIP THEM JAH JAH
5.HERATBURN INDIGESTION
6.KEEP ON TRYING
7.NEVER GIVE UP
8.CLOSE THE DOOR
9.LOVE YOU'RE AFTER
10.WHY WORRY
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